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新年度応援

キャンペーン実施中

(2024年4月1日~6月30日まで)

モノクローナル抗体 (IgG)とは

モノクローナル抗体とは、単一の抗体産生細胞に由来する抗体です。通常は脾臓から取り出した抗体産生細胞とミエローマを融合しクローン化したハイブリドーマの形で保管されます。

モノクローナル抗体はその高い抗原特異性と安定供給性からウエスタンブロッティング、ELISA、免疫染色、治療薬など様々な用途で利用されていますが、供給源であるハイブリドーマは生物由来であるため変質やコンタミネーション、冷凍保管の失敗などにより失われるリスクを常に抱えています。

可変領域の解析のメリット

可変領域の配列があれば、もとのモノクローナル抗体と同等のアミノ酸配列を持つリコンビナント抗体を作製してモノクローナル抗体の供給源が失われるリスクに備えることができます。

論文や特許等に可変領域の配列を求められた際にすぐに使用できます。

可変領域や定常領域の一部を点変異などで改変することにより、機能を変えたリコンビナント抗体を
作製・調査することができるようになります。

目次

1

モノクローナル抗体関連の試験の流れ

01

抗原作製

・ペプチド
・リコンビナントタンパク質

02

免疫

・マウス
・ラット

03

ハイブリドーマ細胞作製

04

可変領域の解析

05

リコンビナント抗体発現

・大腸菌
・哺乳類細胞等

リコンビナント抗体の改変

キメラ抗体

アミノ酸変異挿入

細胞実験

薬効評価 (MTSアッセイ)

毒性試験

動物実験

抗体投与実験

リコンビナント抗体の改変

キメラ抗体

アミノ酸変異挿入

細胞実験

薬効評価 (MTSアッセイ)

毒性試験

動物実験

抗体投与実験

2

可変領域の解析内容(キャンペーン内容)

新年度応援キャンペーン30%off

定価¥570,000(税抜)➡キャンペーン価格¥398,000(税抜)

新年度応援キャンペーン30%off

定価¥570,000(税抜)
キャンペーン価格¥398,000(税抜)

作業内容

01

試験計画書作成

02

抗体可変領域解析

03

報告書作成

ハイブリドーマからのTotal RNA抽出

5′ RACE PCR

クローニング及びシークエンス解析

納品物

解析結果報告書×1式

可変領域の配列を含むプラスミド×2種(H鎖及びL鎖)

可変領域の配列を含むプラスミドを納品いたします!

受け入れサンプルの条件

マウス又はラット由来抗体(lgGのアイソタイプ)アイソタイプが不明な場合のオプション:抗体アイソタイプ同定【¥30,000/1種(税抜き)】

ハイブリドーマの細胞ペレット(1×10⁶個以上の細胞)ハイブリドーマの培養する場合のオプション:ハイブリドーマの細胞培養【¥115,000/1種(税抜き)】

3

可変領域の解析結果 (具体例)

納品イメージ ①

【Total RNA の抽出】

①~③: ハイブリドーマ細胞由来 Total RNA

各サンプルにおいてTotal RNAの品質が高いことを示す

28S及び18SリボソームRNAの2本のバンドが検出されている

※ Total RNAの収量が少ない場合は、電気泳動による確認は省略いたします。

納品イメージ②

【5'RACE PCR 産物の作製】

Total RNAから合成したcDNAをテンプレートとし定常領域に設計した複数のプライマーを用いて5’RACE PCR産物を作製する

獲得した5’RACE PCR産物 (赤矢印) はクローニング及びシークエンス解析により可変領域の配列を確認する。

納品イメージ③

【可変領域の配列】※ 開始コドンから定常領域の直前まで [CDR (相補性決定領域) の決定]

> 可変領域 L鎖 (κ, 384 bp, 128 AA )

> 可変領域 H鎖 (IgG1, 429 bp , 143 AA )

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価格及び作業工程

価格表

工程価格(税抜)納期
基本料金30,000円/式 
抗体の可変領域の解析 ※1500,000円/種約1カ月
報告書作成30,000円/式 

オプション

工程価格(税抜)納期
ハイブリドーマの培養 ※2115,000円/種約2週間
IgG抗体のサブクラス解析 (培養上清)30,000円/式応相談
Total RNAの抽出及び精製12,800円/種約1週間
クローニングベクターの納品
(VHまたはVLの遺伝子配列を含むプラスミド)
10,000円/種約1週間
1本鎖抗体発現用 ベクター構築150,000円/種約2週間
組換え抗体発現用 ベクター構築お問い合わせ下さい応相談
抗体の発現及び精製、大量抽出お問い合わせ下さい応相談
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納品物及び御供与物

納品物

・H鎖とL鎖の可変領域の解析結果報告書 x 1式

御供与物

・Total RNA x 1種 (収量: 10 μg以上, 輸送温度: -80℃)
・免疫動物種の情報、モノクローナル抗体の種類(サブクラス等) x 1式
※IgGのみ解析可能です。抗体のクラス(サブクラス)がご不明な場合は、弊社でも解析することが可能です。


※1 サンプルの状態によっては、解析が難しい場合がございます。
※2 ハイブリドーマを御供与頂く場合は、ウイルス(HIV等)や微⽣物等の感染の有無を確認させて頂きます。
※3 研究対象解析であって、診断に⽤いることはできません。

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